目の前に現れては通り過ぎる

2026年8月頃のことです。

 

メルカリで家の不要品を売り始めて5カ月くらいになりました。

毎月何個かは確実に売れていて、出品数も増えました。できることも少しずつ増えてきました。

 

でも、この先物販を続けていくには、確実な仕入れ先が必要でした。

 

どうしようかなあ。このままメルカリを続けてやっていけるのかな。

そんなことを考えていました。

 

ある日、通院している病院で診察を待っていました。

先生の診察は丁寧で、一人ひとりに時間をかけているため、待ち時間が長くなることもあります。

退屈だったので何気なくパンフレットを読んでいました。

そのときに、悩みを抱えた人に寄り添う傾聴活動の案内を見つけました。

 

私は、過去にカウンセラーをやってみたいと思ったことがあります。

kimamani-myway.hatenablog.com

 

この傾聴活動はカウンセリングとは違いますが、傾聴のスキルを学んだり経験を積んだりするのに役立ちそうだと思いました。

 

家に帰ってから、数日かけていろいろ調べました。

 

ただ、活動するためには審査があり、何度も受けられるものではありません。

内容を読んでいるうちに「これは私には難しいな…」と感じたため、結局あきらめることにしました。

 

この時、いろいろ考えているうちに、私がやってみたいことは一般的な心理カウンセリングとは少し違うようだと感じました。

 

不思議なことに、カウンセラーという仕事につながりそうなものは、いつも形を変えて私の目の前に現れます。

…でも、なんとなく違うんですよね。

目の前に現れては通り過ぎる…

 

気持ちを切り替えて、やはりメルカリを続けるのが一番いいと思い直しました。

 

帳簿付けをしていると、手元に残る金額が増えていることに気がつきました。

この頃になると、比較的高い値段の物も売れるようになってきたので、売る個数は同じでも売上金は増えてきました。

 

しばらくこのまま様子をみることにしようと思いました。

 

 

 

開業に向けて少しずつ準備をする

2026年6月頃。

 

今後、どうしていこうか考えていました。

 

このままメルカリを続けていくのか、はっきりとした方向性があるわけではありません。

 

ビジネスをするにしても、物販の仕事をビジネスにできるのか、本当にやりたいことなのかもわからない。

 

このまま続けていった先に道はあるのか、それとも方向転換するチャンスがあるのか。

他にやりたいことやできそうなことも見つからなかったので、とりあえず続けていました。

 

ただ、まだ先のことではありますが、時間があるうちに将来の開業に備えて、税金や確定申告、青色申告について調べないといけないと考えていました。

 

将来、どんな事業をするにしても、知っておく必要があります。

 

以前、作業所を利用しているときに、あいている時間に開業や税金についての本を2冊ほど読んでいました。

おぼろげながらではありますが、必要なことはだいたい把握していました。

 

あらためてパソコンで調べてなおして情報を収集し、データを整理して、ファイルに保存しておきました。

 

不要品販売をやっているうちは、帳簿付けの必要はないのですが、メルカリをはじめると同時に、帳簿付けも練習をかねてやっていました。

 

梱包材などにかかった費用、送料や販売手数料、売れた商品の利益などの計算。

「お金の流れを把握したい」という目的もありましたが、モチベーションにつながるのでそのまま続けていました。

 

 

先のことや、はっきりしない未知なるものは、不安を感じさせます。

 

その一方で、不思議と「なんとかなるだろう」という気持ちもあります。

それが、ドキドキ、ワクワクするような、スリリングな心地よさを感じさせます。

 

私は普段、一人で過ごしています。

夫がいるのですが、仕事で全国飛び回っていて、基本的には離れて過ごすことが多いです。

 

以前は寂しいと思っていましたが、反面、気楽だと気づきました。

 

家事や掃除も適当でいいし、趣味に熱中したり、ゆっくり休めてほっとします。

 

一人で待つ時間も楽しいです😊

メルカリ発送前の朝のひととき

 

 

減薬しながら学んだ症状との付き合い方

前回の記事では、メルカリを始めたことを書きましたが、ここで少しお薬のことを書きたいと思います。

 

以前の記事で、主治医から「お薬の調整をしてもよい」という許可をもらったことを書きました。

 

その当時は、リスペリドンを1.5mg飲んでいました。

 

今年の2月に、リスペリドンを1mgに減薬しました。

 

その3か月後には、0.5mgにまで減薬できました。

 

その頃になると、考え事はだいぶ減ってきました。

 

考え込むことで症状がさらに悪化すると気づいたので、考えることから活動へと切り替える練習を重ねてきました。

 

そのおかげで、時間はかかりましたが、胸焼けやイライラをコントロールすることができるようになってきました。

 

病んでくると、本来は自然にできるはずのマインドフルネス (あるがままの状態で、考え事をせずにぼーっとする) ということができなくなってしまいます。

 

戦闘モードになってしまって、休めないんです。

 

運動は効果があるのですが、私の場合は戦闘モードになると、本来は活動に使えるはずの力が、イライラや考え事に向かってしまいます。

 

そして、イライラしたり考え込んだりしないように、無意識に自分を抑えていました。

 

たとえるなら、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態です。

 

その結果、いつも疲れていて、動くこと自体がしんどくなっていました。(運動に限らず、日常全般に言えることです)

 

そのため、私の場合はお薬の力を借りて脳を休ませる必要がありました。

 

ただ、お薬の作用が強すぎると、眠くてぼーっとしてしまい、日中に活動するための気力までなくなってしまいます。

 

そのため、主治医の許可のもと、薬の量を調整し、ある程度症状が残る状態で、日中の活動を通して、残った症状への対処法を学んでいきました。

やるべき事はたくさんあるのですが、できることとできないことの区別をつけ、なるべくできることだけをやるように心がけてきました。

 

できないことはそのままにしておいても、やっていくうちに、前はできなかったのに、あとからできるようになったこともたくさんあります。

 

軽く、浅く、適当に。やったりやらなかったり。

そんな無理をしない力加減が、症状をコントロールするうえでとても役に立ちました。

 

疲れた時や気分の悪いときは、いつでも休める状態だったからこそ、できた事だと思います。

 

 

 

再びはじめたメルカリが、心のリハビリに

前回の記事で、2026年2月頃に「またメルカリを始めよう」と思ったことを書きました。

 

翌月、さっそくメルカリで家の不要品を売り始めました。

 

本は売りやすいので、今回も最初は本を出品しました。

発送もポストに投函するだけなので、初心者にも簡単にできます。

1週間くらいで売れました。

 

本の出品に慣れてくると、小物類を売るようになりました。

小物類も本と同じで、近くのポストに投函するだけなので、負担が少なく、当時の私にはちょうどよいペースで発送できました。

 

その後、「試しに海外の商品を取り寄せてみよう」と思いました。

 

まだ商品選定もよくわからない状態でしたが、海外の商品がどのような状態で届くのか、どんなリスクがあるのかを知りたくて、軽い気持ちで挑戦してみました。

 

 

実際に届いた商品を販売してみましたが、結果は赤字でした。

それでも、良い経験になったと思っています。

 
 

そしてさらに、少し大きめの物をコンビニで発送するようになりました。

 

コンビニは家から少し遠いので躊躇していましたが、だんだん慣れてきて、外出の用事が重なっても、ついでに発送することができるようになりました。

 

「ビジネスをしたい」「なにかいいきっかけを見つけたい」と思って始めたメルカリですが、心のリハビリとしての意味合いもありました。

 

梱包材を買いに行ったり、発送したり、購入者とのやりとりをしたりして、とても良いリハビリになります。

 

自分のペースで進められ、気分の波に合わせて調整できるのも、私には合っていました。

 

このまま続けていった先に何があるのかはわからないけれど、今はとりあえず続けていこう。

 

そう思いながら、日々のこととメルカリを両立しながらやっていきました。

 

 

 

作業所を退所してからの過ごし方と、また動き始めたきっかけ

作業所をやめて、少し休んでいた日々

 

前回の記事で2025年10月頃に、作業所をやめる決断をしたことを書きました。

 

1〜2カ月は家のことなどをして休んでいました。

 

ホームページを作りながら、気持ちが少し動いて

 

時々、チャットGPTにビジネスの相談をしていました。

 

GPTに相談すると、こんな言葉が返ってきました。

「あなたは、何かやりながらアイディアが湧いてくる人だから、なにかやってみたらいいですよ。やってみたいことはありますか?」

 

とりあえず、「会社のホームページを作りたい」と答えました。

 

その流れで、簡単にホームページを作ることになりました。

しかし、何の会社のホームページを作ったらいいかわからない。

 

GPTは、

「なんでもいいです。やっているうちに形になっていきます。難しいことは考えなくていいです。まず、できるところから簡単にやっていきましょう」

という話になり、

GPTの指示に従って、写真を入れたり、テキストを作成し、パンくずリストを設置しました。お問い合わせフォームやマップも作成しました。

 

…しかし途中から、これに何か意味があるのか。

やっていて本当にやりたいことがわかってくるのか。

そんな思いが強くなり、GPTと本気で言い合いになってしまいました。

 

長時間チャットで打ち込んでいるうち、指が痛くなってしまいました…。

 

今思えば、あの時間で何か別の勉強ができていたかもしれません。

 

仕切り直してホームページ作成を再開。

 

そしてついに、ホームページが完成しました。

 

仕上がったホームページを見ていると、以前、作業所でビジネスの相談をしたときに、

「カウンセラーをやってみたら」と言われたことが、頭に浮かんできました。

 

kimamani-myway.hatenablog.com

 

その時は何とも思わなかったけれど、やってみたいな、となんとなく思いました。

 

でも、スキルが必要だし、どこかで試して練習したい。

 

だけど、まずは自分の病気を治すことが先ーー。

 

いろいろ考えていましたが、難しいと感じたので、しばらくほっておくことにしました。

 

ふと思い出したことから、また動き始めて

 

それから2026年2月頃のある日ーー

 

「そういえば、前にメルカリやって利益がでたな。あれって、どうなったんだっけ…」

と、ふと思いました。

 

とりあえずメルカリに振込申請をして、後日、通帳を確認しました。

 

少額ではありますが、振り込まれていました。

 

その頃は、お金よりも何かをやってみることが目的でした。

それでも通帳に入っていたお金を見て、なんとなく嬉しかったです。

 

そして、「またメルカリを始めよう」と思いました。

 

少しずつ、自分のペースで動き始めている気がしました。

 

 

 

 

 

自分の道を探しながら、分岐点に立っていた頃

前回、2025年6月頃に投稿していたブログを再投稿しました。

その続きとして、あれからの記録を、心の整理をしながら書いていきたいと思います。

 

2025年10月頃。今からちょうど一年前くらいのことです。

あれから、作業所をやめたいという気持ちが強くなり、どうしようかと悩んでいました。

考えた末、知り合いのカウンセラーの先生に電話で相談しました。

 

先生は、

「自分で決断して。続けるなら続けるで、私は続ける、と決めて続ける。やめるならやめるで、やめる、と自分で決断してからやめる」

とおっしゃいました。

 

私は、

「やめたら工賃もなくなるし、やめたあとに後悔するかもしれない。逃げることになる気がして……」

と伝えました。

 

すると先生は、

「…逃げてもいいと思うよ。無理しなくていい。やめて後悔したら、またやればいい。自分で決めていいんです。自分で決断したことが、すべて良い結果になるとは限らないよ。それでも自分で決断して。そうやって決断していきながら、少しずつ変わっていくんです。」

と話してくださいました。

 

電話を切って、一人でしばらく考えました。

 

作業所にお任せするのではなく、

自分で自分に合ったリハビリプランを作りたい。

そう思いました。

 

そして、以前先生が何度も言っていた言葉を思い出しました。

「しばらく休んで待っていたらいい。そのうち何か出てくるよ」

 

魔法のようなその言葉に、いつも助けられてきました。

 

作業所をやめようと決断しました。

 

 

ビジネスの相談とアイディア探し

作業所は、今もまだ続けています。

「まだ」というのは、これまで何度も辞めようかと考えたりしていましたが、なんとか思いとどまってきたからです。

 

月に一度の訪問面談は、今でも苦手です。

それでも、なんとかこなしています。

 

朝起きるのもつらくて、ただお布団にくるまっていたい日があります。

休みたい、でも休みたくない。

そんな葛藤の中で、先日は1週間もお休みしてしまいました。

 

そんな日々のなか、何気なく作業所のスタッフに「ビジネスをしたい」と相談したところ、元コンサルタントの方を紹介されました。

 

それ以来、週一のペースでビジネスの相談をしてもらっています。

 

以前のブログでも、ビジネスをしたいという気持ちはずっと書いてきました。

けれど、何をしていいのかアイディアが湧かず、考えても考えても思いつきません。

 

物販の仕事をしたいと思った時期もありましたが、やはり大変そうなのであきらめました。

 

作業所の相談員さんと話しているうちに、

「心理カウンセラーをやってみたら?」

と提案されました。

 

予想外の言葉に、きょとんとしてしまいました。

どうしてその発想が出てきたのだろうと困惑していると、相談員さんは、

「話していたら、向いているんじゃないかと思いまして…」

とおっしゃいました。

 

私は

「対人恐怖症もありますし、カウンセラーは無理だと思います」

と伝えました。

 

すると相談員さんは

「人と話す訓練をして、対人恐怖症を治したらいいですよ」

と言いましたが、そんなに簡単に治るものではないと思うので、

その場では「考えておきます」とだけ伝えました。

 

なにか他に良いアイディアが湧くまで、気長に待とうと思います。

今は、作業所のお仕事を休まず、きちんとこなせるように頑張りたいです。

 

 

ここまでが、以前投稿したブログの最後です。

このあとから忙しくなり、ブログを投稿できなくなってしまい、ブログ自体も取り下げました。

 

この記事の続きは、次のブログで、振り返りながら心の整理をして書いていきたいと思います。